この記事ではステロイド、特にアナボリックステロイドについてまとめた記事です。
インターネット検索で筋トレYouTuberと検索すれば、その後の関連キーワードに「ステロイド」と出てきます。
「YouTuberの名前+ステロイド」
みたいな感じで、検索ワードでヒットします。それだけ、アナボリックステロイドは大衆からの関心が高いと考えられます。
この記事では日本でアナボリックステロイドが簡単に手に入るということを知った筆者が、興味本位でアナボリックステロイドについてまとめたものです。
私は医療従事者ではないため、専門的な知識等は無くあくまで筋トレマニアの目線で本記事を執筆していることをご了承ください。
目次
ステロイドとは
巷で知られているストロイドは大きく分けて2種類あります。
- 副腎皮質ステロイド(一般的なステロイド)
- 蛋白質同化ステロイド(アナボリックステロイド)
皮膚科などでストロイド軟膏として処方されているのは、副腎皮質ステロイドになります。炎症や免疫の異常を抑える働きがあります。
また、マッチョの人がイメージするステロイドというのは、蛋白質(タンパク質)同化ステロイドのことを指しています。漢字を見ただけで一発でわかる名称です。
同化はアナボリック、異化はカタボリックです。カタボるという言葉はとても有名で、もっとわかりやすく言うと分解的な意味合いで、マッチョ達が恐れていることです。
扁桃炎が1ヵ月近く治らず絶賛カタボリック中です。一か月で、4kg痩せたぜチクショー。
副腎皮質ステロイド(一般的なステロイド)

ステロイドの効果
- 抗炎症作用
- 免疫抑制
- 細胞増殖抑制作用
- 血管収縮作用
などなどステロイドには種々の効果が期待できますが、反対に副作用も多くあります。こちらのステロイドは細胞増殖抑制作用があります。筋肉を合成しようとする働きを鈍化させ、筋肉が付きにくくなる作用のことです。
つまり、副腎皮質ステロイドとはアナボリックステロイドの相反する関係なのです。もし仮に、ボディービルダーが使用しても筋肉が増えるということがありません。一般人の人も同様のことが言えます。
副腎皮質ステロイドは膠原病などに用いられていることから、一般的には医療用のステロイドのイメージで間違いありません。もちろん、アナボリックステロイドも本来は骨粗鬆症対策として用いられる医療用です。
しかし、アナボリックステロイドを筋肉増強剤として誤った使い方をしているのが問題なのです。
アナボリックステロイド

ステロイドの効果
- 筋肉量の増加
- タンパク利用率の向上
- 攻撃性
- 体毛や性欲の変化
特徴的なのは、急激な筋肉量の増加です。マッチョにとっては喉から手が出るほど欲している効果です。アメリカでの研究によれば、筋トレを全くしていない人にアナボリックステロイドを1ヵ月間服用させるだけで、徐脂肪体重が2キロ増加したというデータがあります。
アナボリックステロイドの副作用
- 肝機能障害
- 肝臓がん
- 前立腺がん
- 高コレステロール血症
- 高血圧症
- 心筋梗塞
- 糖尿病
- むくみ
- 動悸・息切れ
- 女性化乳房
- 持続性勃起
- 陰茎肥大
- 長期の使用により、精液の減少
- ニキビ
- 脱毛
- 性欲亢進
- 吐き気
などなど以上は副作用をwikiより引用したもで、抜粋してあります。他に、副作用があることから副作用のデパートです。さらに、これらの副作用は一般の風邪薬などに記載されている副作用とは比較にならないほど多発します。
要するに副作用が起こる確率が極めて高いものです。ハイリスク・ハイリターンなので、無知の全くの素人が手を染めていいような代物ではないことは確かです。
アナボリックステロイドは違法なのか
結論から言うと、2019年現在ではアナボリックステロイドを所持・使用することは違法ではありません。
先日こんなニュースが報道されていました。
筋肉増強剤で健康被害か=厚労省が調査、輸入規制も検討
2019年09月05日12時11分
筋肉増強剤として使われている「アナボリックステロイド」で肝機能障害などの健康被害が出ているとして、厚生労働省が流通経路などの実態調査に乗り出したことが5日、分かった。インターネットで海外から簡単に購入できるため、同省は、危険性が高いと確認された場合、輸入規制も検討する。
この記事からわかるように、アナボリックステロイドは重大な健康被害があるにも関わらず、インターネットから簡単に輸入ができるため規制を検討している段階です。
つまり、今現在はアナボリックステロイドを使ってOKなのです。
合法だからと言って、安心してアナボリックステロイドなんて使用してはダメです。
アナボリックステロイドの使用を公言しているボディービルダー
YouTubeのコメント欄などで、「ステロイドを使うのは自由だが、ステロイドを使用しているのに使っていないということはダメ!」というコメントが散見されます。
「あ、自由だからステロイドを使っていいんだ」なんて思わないでください。失うものがめちゃくちゃおおきいですよ。子供も作れなくなりますし、内蔵もボロボロになります。
とはいうものの、筋肉を追求するためには遺伝子を超えるお薬の力が必要なのです。中にはステロイドを使用していることを公言する人も中にはいます。
山本義徳
1991年、東京都パワーリフティング選手権大会にて優勝後、ボディビルダーに転身。
山本はボディビルダーに転身する前も、剛力の持ち主としてパワーリフティング界ではある程度の知名度があった。特にベンチプレスを得意とし、ドーピングチェックのない原宿にあるスポーツ用品店主催のベンチプレス大会で数多くの優勝を成し遂げている。その挙上記録は当時の全日本大会の公式記録を超えることさえあったという。なお、自己ベストは260kg(非公式)。
その後、本格的にボディビルダーに転身し活躍するが、1995年からアナボリックステロイドを使用し始め
、現在は使用を公にしている。1999年11月18日放送のTBS「ZONE」では、アナボリックステロイドを服用しながらトレーニングを積んで究極の肉体を目指す山本の日常が特集された。
また、ノンフィクション『果てなき渇望』(増田晶文著)で、たとえ薬物使用禁止の大会だろうとコンテスト当日の検査でクリーンでさえあれば、「例えばバスケットボールで試合時間を引き延ばすために、わざとファウルするのと同じ」であるとして、ルール上まったくなんの問題もないという独自の見解を示している。しかしその一方で、「ベンチプレスの重量を体重の2~3倍にする程度のことならば、アナボリックステロイドは不要」とも語っている
。
ボディビルダーとしては、日本人で数少ないヘビー級で戦える選手。試合にそれほど強いタイプではないが、それでも海外の大会で優勝を収めた。
wikiより引用
アーノルドシュワルツェネッガー
ボディビルの知名度向上及び肉体派俳優として大きな成功を手にしたシュワルツェネッガーのアナボリックステロイドの使用は論争を巻き起こした。1977年に製作された『パンピング・アイアン(鋼鉄の男)』というドキュメンタリーにおいて、ボディビルダー時代にステロイドと大麻を使用していたと告白している。肉体作りのために使用していたステロイドについては、使用していたことについての後悔は全く無いと述べ、大麻の使用については、GQ誌でこの事に言及された際に「大麻は麻薬じゃない」と述べた[5]が、シュワルツェネッガーの報道官は「単なる冗談」だったとして弁解している[6]。
wikiより引用
アナボリックステロイドの入手方法
主に、インターネットの個人輸入サイトから簡単に購入が可能です。しかも驚くほど簡単に手に入ります。いろんなアフィリエイトサイトから、副作用のリスクを明示することはなく、ケア剤を併用すれば安心などの謳い文句で宣伝されています。
経口剤は非常に人気がある、コスパ抜群など読者がアナボリックステロイドを使いたいと思わせるようにまとめられているため、危険です。
間違いなくステロイドを使用すると、人生のコストパフォーマンスは最悪になるのでご注意を!
まとめ
「ステロイドを使うのは個人の自由だ!」なんて思うこともあるでしょうが、個人的には副腎皮質ステロイドもアナボリックステロイドも使わない生活を過ごす方がイイと思います。
リスクを恐れて行動しない奴はダメ!などとは考えないでください。そのリスクによって苦しめられている人は大勢います。特にステロイドは効果絶大な薬ですが、副作用も頻発して起こります。
アナボリックステロイドは諦めて、MY PROTEINでHMBとEAAを飲んで、ナチュラルボディーで頑張りましょう。

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